僕の住む町も遂に雪が消えた。 『肌寒い』という、冬の始まりか春の訪れかを表す言葉がぴったりな時期。最近では桜の便りも耳に入る。来た。やっと春が来た。 変わり映えしない日常にもわずかな揺らぎはある。 娘の進学が決まった。書類への記入。準備物の段…
ずっとやってみたかったことが実現したので、記事にします。 ブログを始めて1年10か月経過しました。遂に1か月以上更新せず放置してしまった。。。はたしてPVなどはどんな感じに変化したのでしょうか。 ご覧ください。これが現在の僕のブログの状態です。 現…
現在の会社は3社目なんです。 1社目は自主廃業。2社目で16年過ごしました。そして現在は3社目。 2社目になるA工務店には、23歳で入社しました。僕はこの会社で様々な事を学び、技術力を蓄え、技術者としての精神を磨くことが出来たのです。 A工務店は地元…
僕はこの日、どうしても自分の感情から逃げたかった。 定期的に通っている自宅近くの小料理屋。常連客に会わないように祈りながら店の暖簾をくぐった。今日はあまり話したくない。。。 いつもと変わらぬ笑顔が二つ。店主である高齢の女性とその息子。 僕の顔…
最近『事実婚』という言葉を知りました。 意味が分からなかったのでググってみたら・・・『内縁』と同意だそうです。 要するに、婚姻届けを提出していないが、生計を一つにして生活していたらそれは『事実婚』となる。 僕はバツイチです。結婚生活を18年営ん…
気が付くと10万PVをいつの間にか超えていました。 はてなブログを始めて1年と8か月が経過。色んな記事を書いたし、色んな人との出会いがありました。最近ではめっきり更新頻度も落ちてしまい、文字のタイピング速度も遅くなったような気がします。 ここら…
「おはようございます」 木元(仮名)さんは今日も変わらずしっかり挨拶してくれた。 僕と木元さんとの関係はちょっと複雑で。だから僕は木元さんのことをほとんど知らない。 僕の仕事は建築の現場監督。現在、地元ではちょっと話題の建物の管理をしている。…
僕には仲の良い異性がいます。彼女はタムラといいます。年齢は僕の一つ上なので、今年44歳になったはずです。 僕たちの関係はちょっと変です。自分でも変だと自覚しています。 僕はタムラに何でも話せます。体のどこでも見せれます。どんなに恥ずかしいと思…
今年43歳を迎えた僕はランナー歴13年になる。168センチの身長に対して現在は66キロ。おかしい・・・太ってきた・・・ 体質なのだろうが筋肉質な僕の体の適正体重は63キロだ。これは健康診断などで推奨されている体重ではなく、僕が若くてバリバリ…
「僕、車にはあまり興味ないんで ハハハ」 会ったばかりの営業マンになぜ僕がこんなことを言ってしまったのか、今となっては申し訳なさで一杯になる。 このとき僕は車屋さんにいた。ディーラーというやつだ。 車に興味が無いというのは本当のことで、興味が…
僕の身近な人の中に『統合失調症』の人がいる。 病気については本人からそう聞かされた。病院で診断されたのだと。 平時は普通の人なのに、いつのまにか『僕の知らない誰か』になってしまう。 姿形はその人なのに、中身が変わってしまう。 スピリチュアルな…
僕はある時から、ごちゃごちゃしている空間が苦手になった。 目に入るものに刺激を受けやすくなったからかもしれない。 確かに若いころよりも、視界に映る景色に心動かされることが多くなった。昔は何とも思わなかった、思えなかった、感じなかった景色に『…
たまに突然『ぽか~ん』となるときがある。 理由や原因は分からない。 昨日の業務終了前からぽか~ん状態が始まった。 『ぽか~ん状態』とは、何かに満たされない気持ちが襲ってきて寂しいような悲しいような感覚になり思考が弱くなってしまう。 ぽか~んと…
つい先日、娘と大喧嘩になりました。 喧嘩の内容は一言で表すと『常識の違い』や『高校生としてのモラルの考え方の違い』にあったのだと思います。 僕は大人であり親です。そして男です。娘は高校生3年生であり、女です。ただし娘に対して『子供』というある…
そのお店は、とあるビルの一階。ラーメン屋を通り過ぎ、二つのスナックを超えた一番奥にある。 幅90センチ。高さ2メートルの扉を開けるとチリンチリンと透き通る鈴の音が鳴る。 来客の合図だ。 右手には8人座れるカウンター。ドアを開けた正面奥には6人座れ…
何のイベントも無いままお盆がやってこようとしている。 今年はコロナの影響で、ほとんどのイベント、催し物が中止となった。 こうやっていろんなものが無くなると如何にそれが大切なものだったのか、改めて分かる。 僕が毎年参加していたマラソン大会は全て…
今週のお題「夏うた」 中学二年で始めたバンドも、休憩を挟み高校二年で復活した。 キーボードとボーカルが新しく加わり僕らは、本格的な活動を開始する。 今思えば、家族には本当に迷惑をかけた。また、寛大な家族だったとも思う。 メンバーの中で一番広い…
どんよりした空を眺めていた。 薄いグレーの雲が空一面を覆っている。 今朝がたすれ違った隣の家の旦那さん。なぜあんな顔で僕を見つめていたのか。 あれは見つめていたのだろうか。それとも睨んでいたのだろうか。 運転中のフロントガラスの外はもうすでに…
このたびは 『墓場まで持っていく話を聞いたら吐き気がした』を読んで頂きありがとうございました。 身ばれ対策として、少し背景を変えて書きましたが、物語の内容は全て事実に基づいております。 第6話に貼り付けたmixiのメッセージ写真ですが、「衝撃過ぎ…
ここまで淡々と書いてきた。少しでも早苗と健吾の関係性を伝えたくて。 全てはこの画像の為である。この画像を見て頂きたかった。 人間とは、女性とは本当に怖い生き物である。 不快な思いをされる方もいらっしゃるかもしれない。しかしこれが現実なのだ。 …
「そもそも俺たちは、ずっと前から破綻していたんだ」 「結婚なんて出来る関係じゃなかった・・・」 僕の顔を見ていた健吾は再び目線をテーブルに落とした。 僕の後ろに座っている隣の席の客の笑い声が下品で僕は健吾から目線を外し、少し振り返った。小さく…
「お前、、、何やってんの」 僕は座りながら健吾にそう言った。 チラッと僕の目を見た健吾はすぐに視線を外し、テーブルの真ん中あたりを真顔で見つめている。 早苗と会った時から日を置かずに健吾に連絡した僕はその週末、家の近くの焼き鳥屋で健吾と会っ…
正確には『まだ』と付いていたはずだ。 『まだ健吾のことが好きなの』 僕には完全に夫婦関係が破綻しているように思える内容だった。しかしまだ早苗の中には健吾に対する想いが残っているという。 ※この話の続き www.hontoje.com 「は?」 思わず僕はそう発…
徐々に話し始めた早苗。 穏やかだった口調も時間と共に崩れ始め、ときおり憎しみを込め、時には悲しさを含み、自分の身に起きた出来事を語り、被害者であることを訴え続けた。 ※この話の続き www.hontoje.com 「健吾ね、不倫してたんです。知ってた?」 早苗…
僕はきっと稀な体験をした。 夫婦二人のどちらもからも同じ内容の話を聞いたのだから。 妻、早苗(仮名)。夫、健吾(仮名)。どちらも僕の友達だ。 僕に持ち掛けられた『相談』はやはり離婚についてだったし、経験者の僕はきっと二人にとって、各々にとって…
最近の僕は、色んな事を頭の中で考えている。 気付けばもう7月で、相変わらずコロナのニュースがテレビから流れてて。 放置気味のブログも気になっていて。娘の進学や自宅の外壁張替え。複雑な仕事の事。 とにかくいつも何かが頭の中でグルグルと回っている…
今週のお題「お父さん」 ※過去記事ですが、お題にピッタリだったので投稿します。 毎年、お墓参りの時期になると思い出すことがある。 墓地へ向かう途中にある古びた定食屋での出来事を。 僕の父は中卒。70歳手前の世代だが、それでも中卒なんて珍しいだろう…
僕はずっと仕事をしている。日曜である今日も。 それは誰かに強制されたわけでもなく、しかし不必要な出勤でもない。 細かな事は割愛するが、僕は誰かに管理されて業務をしているわけではない。自己管理の元、業務に支障をきたさないよう自分の仕事を、その…
当時21歳だった僕には大嫌いな上司がいた。 事あるごとに僕を呼びつけ命令し。事あるごとに僕を怒鳴りつけた。 僕は建築の現場監督を生業としてる。どうやって現場監督になるのかというと、それは簡単で現場監督の会社に勤めればいいのだ。 正式には『総合建…
僕には現在21歳(22歳の学年)の長男と高校三年生の長女がいます。 長男はすでに社会人になったので、まずは一安心。 問題は長女です。保育士になりたいそうです。母親と同じ職業。 父親としては大賛成です。ってか、賛成も何も、本人になりたい職業があると…