自分の好きな事を仕事に出来ている人はどのぐらいいるのでしょうか。
今の自分の仕事を心から好きで望んで行っている人はどのぐらいいるのでしょうか。
食べるためにする仕事を『ライスワーク』
好きな事を仕事にすると『ライクワーク』
意義を感じて人生の一部として仕事するようになると『ライフワーク』
こんな表現をする人もいました。
僕はというとずっと同じ職業を続けて現在に至ります。
別に好きでついた職業ではありません。学生を終えるとみな仕事を始めるのが当たり前で、目の前にあったレールに乗ったらこの仕事でした。
生きるためには仕事をしてその対価で金を得て飯を食わなければなりません。ただそれだけのまさに『ライスワーク』でした。
見習いみたいな、新入社員みたいな修行しながら金を貰う日々は時間と共に薄れていつしか前線に立ちまっこうきって戦わなければならない状態へと成長していきました。
辛くてキツくて面白くもない毎日。思うような対価も得られず不平不満が積もりに積もる期間が長く永く続いていきました。そして僕は気づくのです。
「こんな仕事は辞めてやろう」
そんなには馬鹿じゃなかったと自負している僕は色々と模索していきます。学び始めます。自分なりに社会で生きていくための方法を。
本屋に走り経理の基本やお金の増やし方、稼ぎ方など自分が今よりも成長し中身の濃い人財になれるよう努めていきます。精神も大事です。そんな本だって読みました。
とにかくこのつまらないくだらない毎日から脱出すべくもがいたんです。
でもね、結果は惨憺たるもので『勇気』という、行動を起こすのに一番重要なエネルギーが少なすぎた。
知識は中途半端に増え、ウンチクや正論ばかりを口にする面倒くさい人間が出来上がっていきました。そして僕は知るのです。口先だけで立派なことをいう人間のうさん臭さ。なんの結果も出ていない人間の薄っぺらさに。そしてそれが自分であることに。
変わらなければいけない。何もかも。
でなければこのつまらない日々から脱出することは出来ない。たった一度の貴重な人生を無駄にしてしまう。そんな恐怖にも似た感情が強烈に湧き上がってきたのです。
成功して有名になりたいとかそんなことではなく、ただただ自分が納得するためにだけに、『無駄な人生』にしたくないという想いのためだけに変わろうと思いました。
そのためには自分が変わるしかないのだと気づけるまでには成長できていました。それが正解かは分かりませんが。
世の中に『楽しい仕事』と『楽しくない仕事』があるわけではありません。
『楽しい』と思える心か『楽しくない』と思う心しかないのです。
世界は誰かの仕事で出来ています。仕事は誰かの役にたっています。
努力とはウンコをするのと同じ。
毎日すること
踏ん張ること
水に流すこと
その姿はけっして人に見せないこと
世界には沢山の奮い立たせてくれる言葉がありま。
そんな力を借りながら僕はいま生きています。
こんなことをブログに書いて再確認したくなるような弱った日々を過ごしています。
今一度再確認。
どうせやらなきゃならないなら、少しでも楽しく!確実に誰かの役に立つ行いなのだから。
そんな自分でいさせてくれるのが『仕事』っていうものなのだから。
胸を張っていけ、明日へ。
声を上げていけ明日へ。
明るく楽しく真剣に。いつものように誠実に。そうやって、それしか僕にはできないのだから。
再確認の夜。
少しでも誰かの心にひびけたら!
最後まで読んでいただきありがとうございます