久しぶりに興奮する出来事に遭遇したので記録として残しておくための記事。
7月17日 AM10時ごろ大きな左カーブを走行中に車体右後方に突然の衝撃。僕の愛車セレナちゃんが後ろから刺さられた。
交通の邪魔にならないよう安全確保の為、お互いに路肩に寄せた。
車から降りてくるなり平謝りの相手。焦りがそうとうなようで、すでに汗だく。パニックになっているようだ。とりあえず僕が警察に電話し到着を待つ。その間にお互いの認識を確認した。
どうしたんですか?と問う僕にたいして相手は「申し訳ありません」と謝ってくる。
それも当然。走行中の僕の車に、対向車線2車線を越えて右折侵入しようとした相手が後ろからぶつかってきたのだから。
到着した警察にも互いに同じ認識で対応し合意。相手は正直に答えてくれ、「見ていなかった」と言い、警察も「前方不注意ですね」との回答。
お互いの認識として全面的に相手が悪いということで合意。相手は直ぐに保険屋に連絡をとっていた。
相手の車は社用車で会社の車だ。しっかりとドラレコも搭載されていた。僕のセレナちゃんにはドラレコは無いが相手にあるのだから大丈夫だと思った。
悪い人には見えなかったししっかり謝罪してくれた。
僕は相手に対して「僕の過失はゼロだと考えているので、あなたの保険屋にそのように伝えてください」と確認をとった。正直で誠実な対応をお願いした。快く承諾してくれた。
その時の相手からの申し出で特筆しておくべきことがある。
『保険屋からは過失損害を伝えられると思うが、その分は私が負担します』
彼ははっきりそう言った。彼は完全に全面的に自分の非を認めている。
安心した僕は仕事へと戻った。
同日 正午前 大手損害保険会社 斉藤さんから連絡がきた。
僕の怪我の心配とこちらの保険会社への手配の確認だった。
「今のところ痛むところはありません」「僕は保険会社に連絡はしません。相手が全面的に非をみとめているので」と伝えたところ「当該の情況において過失がゼロというのは考えずらいと思います」との返答だったので、ドラレコを見てもらえれば分かりますと伝えこの電話を終えた。
相手が全面的に非と認めその旨を伝えてくれているはずだということと、後ろから追突している映像さえ見てもらえば僕に過失割合が無い事は周知の事実として捉えてもらえると思っていた。
僕のセレナちゃんは後ろのバンパー右角とその付近に傷跡が残り、相手の社用車は前バンパー左角付近に傷が残っている。
ここで一度状況を確認しておく。
相手は社用車で会社の保険。僕は自家用車で自分の保険。
僕の認識は運転中に後ろから追突された。そのことは相手も認めている。
警察は相手方に対して、前方不注意との指摘。事故証明にもその旨記載。
対して相手方保険会社は、走行中の事故でありどちらかの過失がゼロにはならないとの、回答。
相手の車にドラレコあり。
僕は過失ゼロを主張し自分の保険屋には連絡していない。そして相手は仮に僕に過失が割り当てられてもその分は自分で負担すると申し出ている。
7月19日 AM11時過ぎ。相手方保険屋より連絡あり。
ドラレコは上書きされていて事故の映像は残っていなかったと一発目に言われた。そのようなコメントが出てくることは想定していたので、触れず僕はあくまでも過失ゼロを主張した。
相手方保険屋はどうしても僕に過失割合2をつけたいようで、一歩も引かない。
僕のどの部分が『2』なのか説明を求めると、一般的な判例等によりそうなるとの回答。案件ごとに事故状況等を個別精査はせず、あくまでも話し合いで決めるとの回答。
今回の事故を精査するのではなく、過去の判例を用いて算定し僕が2割悪いそうだ。
まったく納得のいかない回答に憤慨し様々な角度から質問したが、まともな回答は無し。らちが明かないと思った。
そもそも相手は全面的に過失をみとめ、その旨を保険屋に伝えている。
僕と相手は争いになっておらず何度も連絡を取り合っていたし、相手の誠実な返答は疑いようもない。ただし一点、相手を信用できない部分は出てきた。ドラレコが上書きされていて事故当時の映像が残っていないという点だ。
事故発生からドラレコデータ受け渡しまで48時間以内だ。相手にも確認した。
たった48時間ばかりの記録を留めておくことが出来ないドラレコが世の中にあるのだろうか。
しかし落ち度はある。その場でメモリーカードを抜き取る等の対処をしておくべきだった。
僕は相手方保険屋に対してこう述べてみた。
事故の当事者は僕たちであり、その当事者の言い分は一致していて、片方が全面的に非をみとめている。あなた方保険屋は事故状況の個別精査をしないというのならば、当事者の発言が全てではないのかと。
その返答がこうだ。
当事者の意見は受け止めるが過失割合の判定はあくまでも判例等を基に当社が決める。
あきれて二の句が出てこなかった。がっかりした。
この保険会社は『当該事故状況や当事者の説明等は関係なく弊社が過失割合を決める』といっているのだ。
ここまで事故発生から二日が経過しただけだが僕は早く解決したかった。なぜなら僕に非がないことで当事者同士同意していたし、毎日使っているセレナちゃんを傷ついたまま使用しなければならないことが嫌だった。早く修理したかった。
過失割合について合意しないと修理費用の全額を僕が立て替えなければならない。
なぜ完全な被害者の僕がそこまでしなければならないのか、まったく納得できなかった。
相手方保険会社に質問してみた。
もしいつまでも合意にいたらなかったらどうなるのか。その期日はあるのか。
回答はこうである。
合意に期日ありません。
ということは、僕が全額を立て替えない限りセレナちゃんはいつまでも傷ついたまま乗り続けることになる。あまりにも不条理。
僕に立て替えるお金がないのではなく、この保険屋の対応に憤りを感じ憤慨しているため、思い通りにされるのが嫌だった。しかも無期限に解決しないことになる。
僕は思った。事故相手に払ってもらおうか。。。。
しかし彼は謝罪し非を認め保険屋にもその旨は伝えている。ドラレコの件は確認しようがないのでこの際あきらめることにした。
自腹を切らせるのはかわいそうに思った。だって保険が適応になる状況なんだから!
落ち着いて自分の目的を自問した。
お互いに怪我はない。僕はセレナちゃんが直ればいい。自分の懐を傷めずに。
この時点できっと相手も相手方保険屋も、僕が無保険である可能性を意識していたと思う。かたくなに僕が自分の加入している保険屋に連絡しないのだから。相手方保険屋の強気の発言の源はそこからきているのかもしれない。僕はたった一人で対応していたのだから。
もしそう捉えていたのなら残念ながら否定させていただく。僕は任意保険に加入している。ただ今回の事故は判定が明らかすぎてすんなり進むものだと思っていたからわざわざ自分の保険屋に連絡するまでも無いと思っていただけに過ぎない。
僕一人でここまで対応してきたが、相手保険屋(大手損害保険日動)のあまりにも不誠実な対応にあきれた。僕も事故相手も正直に(ドラレコの件は無視)誠実に行動し対応してきたが、相手保険屋はそんなことなど全く意に介さない自社の利益のみ重視の対応に限界を感じた。
被害者及び加害者の事など露ほども気にかけない企業なのだとがっかりした。
僕は自分の保険屋に連絡した。
この事によりセレナちゃんは修理ができる。過失割合の合意にいたるまで僕が修理代金を支払う事は無い。
きっと永遠に支払う事は無いだろう。なぜなら相手保険屋が言っていたから。
合意に期日は無いと。