雨のち いずれ晴れ

ホントは寂しがりやのシングルファザーが叫ぶ! 誰かに届け!誰かに響け!!

報われることのない反省【後悔しない離婚】

離婚して4年が経過した。
『キツさ』も徐々に和らいで、やっと普通に「離婚しました!」と元気よく、他人に言えるようになった。

僕から切り出した離婚だ。未来の展望も夢も希望もあった。計画を練りに練っていた。大きなもめ事にもならなかった。
なのにあの『キツさ』は何だったのか。


じっとしてても、頭の中に止めどなく沸き上がってくる思い出。その中には苛立ちや憎しみや悲しみが、至るところに散らばっている。
その出来事一つひとつの欠片が、僕の胸に刺さったままであることに気づいた。
それがこの『キツさ』の原因である。




僕の胸に刺さった欠片を抜けなくしているのは、『反省』というカサブタ。
ああすればよかった。こうすればよかった。こんな伝え方もあった。
そんな成分で周囲を固められた欠片は、いつまでも抜けることがない。



反省とは、己を改善して次のチャンスに使用するために行う。でも今の僕には妻がいない。思いっきり傷つけてしまった妻の心を、傷を癒してあげることは出来ない。そして、反省を生かすために、寄りを戻そうとも思わない。
妻との関係において、今の僕には後悔はないのだから。


記憶を消さない限り、思い出は消えない。思い出が消えないのであれば、反省も消えない。
けっして報われることのない反省。


今でもたまに『キツさ』に襲われることがある。
やはりまだ反省が続いているのだ。


わずか42歳にして、結婚歴が18年もある僕は、おおよそ人生の半分を妻と過ごしてきたことになる。
18年という長い時間の中には、反省が所々に散らばっている。
しばらくの間はまだ、刺さったままの欠片が、時たま僕の心を刺激して、報われることのない反省を繰り返させるだろう。





あの休日の日、スポ少で・・・責めてしまってごめん。




あの日の朝、キッチンで・・・イライラしてごめん。




あの日の夜、ベッドで・・・・・・








変なとこ噛んでごめん
m(_ _)m




少しでも誰かの心に響けたら!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。