久しぶりにブログモードになったので、今日の記事に関連した続きを書いてみようと思う。
連続投稿にならないように、気を付けようと思うが、書き終わりに投稿してしまったら、読者の方には申し訳ないと、先に謝っておきたい。
さて、いきなりですが、『性の賞味期限』って考えた事はあるだろうか。
そんな言葉があるのかも知らないけど、最近の僕はよく考えるようになった。
マラソンを始めて11年目になる。
毎年同じようにトレーニングしてるのに、確実にタイムが落ちて、体に痛みも出てきて。
「歳とったな」っていう嫌な実感が沸々と感じられる。
人間は、ある年齢まではプラスの方向に成長していくけど、それを過ぎるとマイナスの方に退化していくって実感、体に関しては間違いない事実として僕は認識している。
心は成熟していくのかもしれないけどね。
こんな感じで確実に『おじさん』に向かってまっしぐらに進んでいる。
現状の僕は42歳で、若者から見れば正真正銘の『おじさん』なのかもしれない。
しかし実感としては、そうは思っていない自分がいる。
『おじさんですよ』と言われたら、否定する気はないけどね。
でもね、同年代の女性を見渡せば、『おばさん』に見える人の方が少ない。
歳相応に綺麗であり、華がある。
離婚して4年目になる僕は、気づけば40歳を超えていて、いまだに彼女すらいない。
このまま行けば『独身王国の王様』になれること間違いなし。
私生活の全ての行動が、自分一人で完結し、ストレスフリーの人生が待っている。
そう思った時、「このままじゃつまらない」「最後に一矢報いたい」ってなことを思うようになった。
そしたら『性の賞味期限』問題が浮上してきたのだ。
僕は確実に劣化していく。パートナーを求めることができる期限が迫っている。
男の僕が男でいられるうちに、もう一度『彼女』という存在を得てみたいと思うようになった。
離婚した当初は、落ち込んではいたが、逆に変なテンションにもなっていて、「これから人生をたのしもう!」って、無理に自分に言い聞かせていた部分もあった。
たとえば『そら(仮名)』。
離婚したての時にBarからの帰り際に声を掛けられた。
いつもの僕なら、今までの僕なら、「怖い」とか「気持ち悪い」とか思って、無視して帰るところだ。
だって女性から声を掛けるって異例でしょ。
まして僕みたいなブサメンに。
遊び人の僕の知り合い(男性)は、若かりし頃、アソコがカリフラワーになって病院に行った。
性病だよね。
そんな話なら山ほど聞いた。
だから怖いって思う感覚は普通でしょ。
でもね、離婚したての僕は違った。違っていた。
不純な動機抜きにして、人生を試したかった。生きてたら何かいい事あるのかな?って。何か楽しい事あるのかな?って。
今日の記事のブクマに、大好きな読者の方から【僕らは多少なりとも病んでいる。ってフレーズ、とても素敵だった。】っていうコメントを頂いた。
でも、これって真実だと思う。
僕らは少なからず病んでいる。
たとえば最近の僕に起きた出来事。
元妻のおばあちゃんが亡くなった。
でも僕はその葬儀に出席することが出来なかった。
最後に顔を見る事さえ出来なかった。
とても良くしてくれたおばあちゃんだったのに。
ここでは書けない事情ってものがあってね。
こんな小さな傷が、生きているとどんどん増えてくる。
心の傷って、いたるところに、いたる角度で付く。
時には傷の上に、また傷が付いて、深くなったりして。
元妻のおばあちゃんの葬儀がいい例。
離婚の上にまた傷が付いた。また深くなった。
こうやって人は病んでいく。
生きるって無傷ではいられない事だから。
僕がブログを始めようと思ったのには、色んな理由があったのだけど、『何かを変えたい』っていう想いが強かった。
自分の人生の何かを変えたい。
発信できることなんて何も持っていないかもしれないけど、それでも、普段とは違う世間と関わってみたい。コミットしてみたいって思って始めることにした。
ブログを始めたころは、その時思った事や、過去の出来事なんかをネタにして、投稿する日々だったけど、200記事を目前にして、そろそろ苦しくなってきた。
そこにつけて仕事も忙しくなり、正常なマインドセットである『仕事モード』に切り替わってきた。
また、単調な日々の繰り返しになってしまうのかと、不安に思った。
だから僕は、始めることにしたんだ。後悔の無い人生にするために。
限られた時間を有効に使うために。
それは、多くの人と関わること。仕事以外の関りを大事にすること。
少し前から僕は行動を始めた。
生きるって、何かを変えるって、行動するしかないから。
でもね、それには勇気がいる。
その勇気の源がブログ。
「ネタになる」って、言い聞かせて、ある意味、自分を誤魔化して動いてる。
幸いなことに僕は一度結婚している。
子供もいる。
喉から手が出るほど彼女が欲しい訳じゃない。
むしろ女性が怖い。また裏切られるんじゃないかって。
もっと正確に言うなら、行動の目的は女性だけじゃない。
多くの人と関わりたい。その人の人生に触れたい。
傷を隠しながら、僕に笑顔で接してくれている、そんな人間臭さが好きだから。
だから、これからも僕は行動する。人間の温かみを求めて行動を続ける。
勇気を振り絞ってね。
僕は、ブログを言い訳にして生きてる。
ブログを勇気に変えて生きてる。
少しでも誰かの心に響けたら!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。