雨のち いずれ晴れ

ホントは寂しがりやのシングルファザーが叫ぶ! 誰かに届け!誰かに響け!!

共に老いていこうと思う

「目が大きな子だな」

 

君への第一印象。

一気に心を持っていかれた。

 

これが、一目ぼれってやつだよ。

 

困惑する周囲をよそに、君との関係が始まった。

始めのうちはギクシャクしてて、なかなか気持ちが伝わらなかった。

お互いにね。

 

僕の一方的な片思いから始まった関係。

周囲には色々言うやつもいて、完全には祝福された僕たちじゃなかった。

もしかして、そういうの気づいてた?

 

育った環境が違い過ぎる。どうしても感覚が合わなくて、喧嘩ばかりしてて。

それでも最後は抱きしめあった。

 

女性ってこんなものなのかなって、少し不満に思う事もあるけど、今では君のツンデレにも大分慣れたよ。

 

 

不思議なんだよね。

どんなに時間を重ねても、君には飽きない。

繰り返される馴れ合いの日々も、空気のような関係も、変わらず君が隣にいてくれる『安心感』に変換されていく。

 

 

理想を語ればキリが無くて、互いに不満もまだあるでしょ?

でもお互いにもういい歳で。

『諦め』とかじゃなく、君の全部を受け入れることができる僕は『愛かな』なんて、バカげたことを思ったりもして。

 

こういう気持ちって本当に初めてで。

何か他の人とは違う特別なものを感じてて。

だから、本当にいつまでも、いつまでも一緒にいてほしい。

 

寒がりのわりに、暑いのも苦手で。

大雑把なのに、綺麗好きだったり。

白湯が好きな君には、笑っちゃうな。

 

 

いつだったか、失くしたものを見つけて、大はしゃぎしてる君を見て、その何気ない瞬間に立ち会うことができた僕は心に決めたよ。

もう君を最後にしようって。

 

僕が落ち込んでるとき、そっと隣に寄り添ってくれて、その君の体温が心地よくて。

最近は「気持ちってやっぱり伝わるんだな」なんて、僕はちょっと自信過剰になってる。

気を付けてよ。無下に冷たくすると浮気するかも。

 

君にとって僕は、白馬の王子様じゃないかもしれない。

でも、絶対に幸せにする。幸せだと最後まで思ってもらえるように頑張る。

出会った時からそういう覚悟が出来てたんだ。いまさら言うのも恥ずかしいけど。

きっとこれは運命だよ。

そういうの信じる方じゃないんだけど、君を見てると「やっぱりあるのかな?」って。

 

僕たちは老いていく。

それが人生の宿命なのだから。

女性の君は気になるかもしれないけど、自然体でいいんだよ。

僕と重ねた思い出が、時間が『老い』という証となって、僕と君を変えていく。

素敵なことじゃない。

 

出会ったあの日から、命の尽きるその日まで、君と共に歩もう。

 

 

 

 

 

 

 

紹介します。現在の正式な僕の彼女です。

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家族になって8年が経ちました。

最後のその時に、『幸せだったにゃ』と感じてもらえるように、穏やかに、楽しく過ごしていきたいと思います。

 

 

少しでも、誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。