雨のち いずれ晴れ

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別れた相手に未練があるってこういうことなんだ・・・【離婚後に気を付けるべき事】

三組に一組が離婚する世の中。僕も立派なバツイチですし、周囲にも普通にバツイチがいます。『普通』と表現していいのか分かりませんが既に離婚は珍しい決断ではなくなったようです。

そんな、珍しくもないバツイチどうしで話した時のことを紹介します。

 

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僕より年下の石黒は二年前に離婚しました。子供もいないのにまだ元妻との繋がりは途絶えていないようです。ごくまれにではありますが、ラインでのやり取りがあるようです。そんな彼に最近ラインが来ました。

「私の友達に手を出さないで!!」

 

 

彼には思い当たる節があります。まだ結婚していたときに、奥さんの友達と知り合いになりました。奥さんの友達が家に遊びに来たりするのですから、知り合いになるのは当然ですよね。奥さんの友達ですから女性です。加奈子(仮名)といいます。

離婚してから加奈子とばったり遭遇。石黒は気まづかったようですが、無視することなく挨拶をし言葉を交わしました。そしたら、加奈子も離婚してしまったそうで、何の気なしにラインを交換。

 

それをきっかけにバツイチ同士の友達関係になりました。あくまでも友達です。

僕は気持ち分かるな。バツイチって何かと不安。仲間が欲しいのです。三組に二組は普通の夫婦なわけですから、バツイチの僕らは少数派です。

 

 

ここから先の内容に賛否が発生すると思うので、是非とも読み進めて頂きたい。

 

 

加奈子と元妻はかなりの疎遠状態ではあったものの、友達であることには変わりありませんでした。近々での連絡は取合っていなかったそうです。家庭を持つと、男性も女性も自分の友達とは疎遠になりがちですよね。

不思議なことにどこから伝わったのか、加奈子と石黒が友達付き合いをしていることを元妻が知ります。その結果、元妻は加奈子との友達関係を解消。そして石黒にあのライン「私の友達に手を出さないで!!」に繋がりました。

 

元妻いわく『私の友達と仲良くなるなんて気持ち悪い。自分だったら絶対にしない』『加奈子も私の元旦那と気安くライン交換するなんて信じられない』大まかにまとめるとこの二つの内容の苦情が石黒に来ました。

 

補足しておきますが、石黒と元妻は何かトラブルがあって離婚したのではなく、ざっくり言えば性格の不一致による離婚であり、優しく表現すると『卒業』的離婚でした。芸能人などによくあるパターンのやつです。切り出したのは石黒の方でした。

 

 

 

 

僕はいまいち理解できません。元妻の対応が。それは石黒も同じ。

離婚したのですから誰と何をしようと石黒の勝手です。元妻に管理される筋合いはありません。もう他人同士なのですから。

 

それからもう一つ。加奈子を本当に友達だと思っているなら、「石黒はこんな悪い所があるから気を付けて」などと注意を促したり「交際に発展させるのはお勧めしないよ」などと第二の自分を生まないように加奈子をサポートしてあげるべきじゃないのかと思うのです。そこから先は加奈子の判断を尊重してあげるべきなのではないでしょうか。

 

 

結婚離婚を抜きにして、たしかに自分の元彼女と友達が付き合い始めたら、何か変な気分にはなりますが、それにしたって僕が何か言う立場には無いと思います。二人がいいならそれでいい。僕が元彼女の色んなことを知っていても、僕の友達がそれでもいいからお付き合いするのです。ある意味素敵なことだとも思います。まぁこの例えは経験が無いので想像でしかありませんが。しかし間違った考えではないですよね?

 

結婚にしろ、お付き合いにしろ『独占してます。されてます。』という契りを交わした状態です。特に結婚指輪には『あなたの専属のセックスパートナーです』の意味があるそうです。しかし一旦その関係が解消されたならもう指示を受ける筋合いは無いと思います。

 

 

石黒の話を聞きながら、思いました。元妻は離婚を後悔していると。まだ石黒に未練があるのだと。もしかしたら『失ってから気づいた価値』みたいなことなのかもしれません。だから嫉妬したのです。加奈子を羨ましく思ったのです。お付き合いに発展してほしくないのです。価値あるものを友達に奪われたくないのです。

 

 

僕もバツイチなので、逆パターンで同じことが僕に起きたら。元妻が僕の身近な人とお付き合いすることになったら。『ご愁傷様』と思います。一言注意を促します。それでも交際を始めたら、温かく見守れます。

 

 

別れた相手に未練を残すことができる石黒は、この先も大丈夫だと思いました。

 

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。