雨のち いずれ晴れ

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アラフォーにもなると、そもそも本気で人を好きになるのが難しい

アラフォー独身の僕は、ただいま絶賛彼女募集中です。本気度は別にして。

既婚時代が長かった僕は、恋愛に対して本気で悩んだり考えたりしたことがありませんが、彼女募集中とあらば、今から考えなくてはなりません。そして考えてみた結果、あれ??って思いました。そもそも『人を好きになる』ってどんなことだっけ?と、超単純なことが分かっていない自分を発見してしまったのです。

アラフォーが人を好きになるって、お付き合いするって、うわさ通りかなり難しいことなんですね。

 

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●好きになってから付き合うのか、付き合ってから好きになるのか

そもそもアラフォーの僕らには、対象者が激減しています。狙える年齢層に一定の制限があります。さらにその年齢層は既婚者が多い。そして人生の時間にも制限がある。若い時のように待っている余裕はありません。自分がどんどん劣化していくのですから。

本来であれば、好きになってからお付き合いするのが普通でしょう。しかし一目惚れでもしない限り、そう簡単に人を好きになれるものではない。外見を見てタイプの異性を見つけた時点で、互いの意思の合意があれば、『好き』という感情が無くても交際をスタートさせてもいいのではないでしょうか。

 

 

●人間性に引かれるのか、条件に引かれるのか

最近の婚カツ事情を見てみると、『条件』優先のように感じます。相談所やパーティーやアプリには、外見や年齢だけでなく、様々な付帯情報の記載義務があり社会的スペックを評価・査定できるようになっています。『結婚』を目的とした場合には、交際の区切りとして結婚というゴールがあり、そして次には『生活』という現実が待っているわけですから、社会的スペック、具体的には『お金』がパートナー選びには重要な要素となるでしょう。さらに家事や育児、それらをひっくるめて『生活能力』という条件重視がパートナー選定の現実のように思います。

条件をクリアした相手だけが交際を始められる。こう考えると『条件に引かれる』と言っても過言ではないのかもしれません。特に女性は。

そもそも人間性を見極めるだけの時間的余裕が無いのもアラフォーのディスアドバンテージでもあるでしょう。

 

 

 

●子供が目的か 結婚したいか

子供が欲しいか否かで好きになる条件も変わってくるような気がします。っていうか、子供が欲しい場合を除いて、結婚にメリットがあるようには思えない自分がいます。元既婚者として。

アラフォーは人生の終焉に向けて準備を始める時期。結婚して子育て!という拘束力が無くても、二人の関係を維持することが十分に可能だと思います。それ以上に『過干渉』しない大人の関係を築けるのではないでしょうか。

普通に考えれば40代前後というのは、それなりに人生経験を積み、人として社会人として自立できています。極端に生活能力に劣る場合を除き、男女とも大概の人は一個人として立派な大人です。子供が欲しくて結婚したいということを重要視しなければ、パートナー選びの選択肢の幅が増えるように思います。個人として別々に生活できればいいのですから。

 

 

 

●人生経験が邪魔をする

 僕たちアラフォーはこれまでに様々な経験をしてきました。色んな話を見聞きしてきました。色んな人間を見てきました。だからそれなりに『人を見る目』を持っています。

身だしなみ、持ち物や服装や雰囲気や話し方。外見から捉えられる様々な情報で、それなりに正確な評価を相手に付けることができます。当たり前ですが、まずはこうやて対象者を振るいに掛けていきます。

そして一番怖いのが『己を知っている』ということ。基本的に人間は自分に自信が無い生き物。自分と周囲を正確に比べる能力は、若かりし頃より精度が増しています。

だから『人を見る目』でふるいに掛け、残った相手と自分を比べて二の足を踏んでしまう。自分には不釣り合いだとかなんとか。せっかく興味がわく相手を見つけたのに。

 

 

 

●人を好きになるとは

結局人を好きになるって何なんでしょう。もう若かりし頃のような、『心が燃えるような恋』は、僕たちアラフォーには出来ないのでしょうか。スタート自体が難しいのですから。自分と相手の社会的『条件』を比べ合って身を引いたり、対象外にしたり。もうキリがありません。時間が無いのに。

 

僕は思います。僕たちアラフォーは『人間性に引かれる』のが一番だと。社会的条件などではなく、1つの生物として、純粋に相手に引かれることが最も重要だと思うのです。

前述したように、目視でふるいに掛けて勝ち残った相手と、積極的に同じ時間を過ごし、人間性を知ってから最終判断をすればいい。ということは、『見た目で判断』し気に入った相手が『好きの始まり』なのではないでしょうか。気に入ったのですから、『好み』であり、軽い『好き』の始まりです。まずは好きになる事が先ではないかと思うのです。

 

 

 

●まとめ

アラフォーの僕らは逆に、色々考え過ぎず、これまでの経験をもとに『見た目』で判断したあとは、積極的に関りを持つ。軽い『好き』状態なのですから、遠慮なく告白してもいいような気がします。軽い好き状態なら、振られても傷つくことも少ないでしょうし。

とにかくスタートを切るのが大事。下手な鉄砲ではありませんが、残された時間はあとわずか。男性も女性も。好きになってから深い人間性を知り、その後で社会的条件を検討するのがベストのような気がします。アラフォーは基本的に一個人としては、生きていけるわけですから、その延長線上で互いに生きる心のパートナーとなれれば、それで十分ではないでしょうか?心の支えがあるって、とても幸せなことですもの。

 

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。