雨のち いずれ晴れ

ホントは寂しがりやのシングルファザーが叫ぶ! 誰かに届け!誰かに響け!!

夫婦で家事育児の分担とか言ってる人のハラスメント

最近、僕の妹夫婦が大ゲンカしました。

妹曰く、旦那が家の事を何もしない。手伝ってくれない!!

との事でした。

 

共働きの妹は子供も授かっています。

自分一人で大変だったのでしょう。

よほど、うっぷんがたまっていたのでしょう。

親をも巻き込んだ大騒動になりました。

 

 

なんだかよく聞く内容の夫婦喧嘩に、少しうんざりした自分がいました。

 

手伝ってくれない!!

家庭運営に関して、「手伝い」っていう概念がもうダメだと思うんです。

手伝い:一人の仕事を助けて一緒に働く~国語辞典より~

だそうです。

 

なんかおかしいくないですか?

家庭は誰の物でしょう。妻だけのものでしょうか?

違いますよね。家庭は二人の物です。

ゆえに、家庭の「仕事」は、妻と旦那の二人のものと解釈して問題ないと思うのです。

 

じゃあ「手伝い」ではないですよね。

家の事は、二人の課題です。

そもそもが、二人で処理することが基本なのです。

 

 

やってあげた感

明確な家庭運営の役割分担を決めているなら、その方が分かりやすくていいのですが、大抵はそんなに、はっきりとは決まっていないのではないでしょうか。

その時々で臨機応変な対応力が求められるもの、家庭運営の大変なところ。

 

そこで、「自分はこれをやったんだから、あなたはこれをやって」とか

「あなたにやってもらおうと思っていたことを、自分がやっておいた」など

貸し借りの心理が発生してきます。

 

本来であれば、どちらかが行う仕事であり、それはどちらが何個やってもよいはずなのですが。

自分の家庭のことなのですから。

 

 

イライラする心理

女性は脳の発達域が男性より優れる部分があり、いろんな事に「気づき」やすいのだそうです。

家庭は特にその優位性が発揮される場所。

圧倒的に男性よりも「やることリスト」の項目が多いのです。

 

そのことにより、頭も心も圧力を感じているので、家の中でも忙しそうにしています。

そして一生懸命にリストをこなしていくのです。

 

偉いです。頭がさがります。

 

そこに何もしないパートナーを見ると「何であんたは何もやらないの!」と怒りが沸いてくる。

 

でもちょっと一呼吸おいて考えてみてください。

「やることリスト」って自分が作ったものです。いわゆる「マイルール」が沢山詰まっています。

 

マイルールがゆえに、パートナーにはその必要性が感じられず、干満な態度や動きになっているのではないでしょうか?

 

掃除のタイミング一つとっても、あなたの汚いパートナーの汚いには、差があるはずです。

 

 

 

そしてもう一つ大事な事。

をしているパートナーにイラついているのではないでしょうか。

前述した貸し借りの心理もそうですが、家庭の仕事をしないことを、サボってるだとか、楽をしているだとか、ズルをしているだとか、そのように捉えていたら、ちょっと危険だと思うのです。

 

「自分ばっかり楽をして」と・・・・・

 

もし少しでもそのように思うのなら、「やることリスト」を見直して、最低限の数にするべきです。

 

ズルをしている、楽をしていると思うということは、自分もやりたくないということ。

やりたくないけど、仕方なくやっているということです。

 

絶対にやらなければならいことだけやればいいのです。

子供にご飯を食べさせるだとか・・・他に絶対的なものを今は思いつきませんが(汗)

 

を通すことと、を貫くことは違います。

マイルールを押し付けて、無理やりを通そうとしてませんか?

 

 

基本的には独身時代と変わらない

もし自分が一人暮らしなら、全ての事を自分一人で行います。

家族がいるということを単純に言うと、行う事のボリュームが増えたってこと。

ただそれだけだと思います。

 

ただし、自分ひとりじゃない分、子供がいればなおさら、ちゃんとしなきゃ!だらしない事は出来ない!って思いますよね。

この部分が、やることリストが増える要因になっていますし、大人として親として妻として、立派なことだと思います。

 

でもそのことが、夫婦喧嘩の種になり、日々のトラブルの元になってしまったら、本末転倒だと思うのです。

 

お互いの「加減」や「塩梅」の意思の疎通を通して、頑張りすぎない家庭運営の領域を話し合いましょう。お酒でも飲みながらゆっくりと。

 

 

ルールは一つ

これをやった方がいい!と思った人がやればいいのです。

夫婦とはお互いに誓いあった仲です。お互いの信頼関係はゆるぎないはず。

どちらかが大変そうにしていれば、普通に手を差し出すはず。

逆にリストを分担してほしいときは、会話すればいいのです。

それでも行動しないパートナーであれば、相手にとっては必要の無いことだということでしょう。

あなたのリストからその仕事を外してしまえばいい。

そのことで困るようなら、そのときにはパートナーのリストにも新しく追加されるのですから。

 

最後に

夫婦とは、長い旅路です。子育て期間のほうが短い。

子供が巣立ったら、その後にはまた、二人だけの暮らしがまっています。

今の大変さに惑わされてはダメです。夫婦仲良くです。

 

幸せとは相手から貰うものでは無く、二人で築いていくもの

 

 

バツイチの僕が言うのだから間違いありません!

 

 

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。