生のJAZZの物凄さ プレイヤーのエネルギー
こりゃ凄えぇ!!
日本一深い湖「田沢湖」の湖畔にあるレストランで定期的に開かれるJAZZコンサートがあります。主催は「田沢湖ジャズ倶楽部」。数十年前から活動を続けている、由緒あるコンサートです。
JAZZと聞くと、一見敷居の高そうなイメージを持ちがちですが、歓楽街にあるJAZZ喫茶やJAZZバーとは、一線を画し、ここで行われるコンサートは、玄人から素人まで幅広く楽しむことができます。
JAZZは19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカ南部から発生した音楽のジャンルであることは有名ですよね。扱われる楽器も幅広く、ピアノ、ドラム、サックス、トランペット、ウッドベースなどなど、誰もが一度は耳にしたことのある楽器を使い、‘‘JAZZ‘‘独特のリズムとメロディーを作り出します。ポップスやロックなど、様々な音楽がある中で、それらと同じように進化を遂げてきたJAZZ。スタンダートジャズから現代ジャズまで、その魅力は留まることを知りません。現在でも幅広い年代の方から愛され、メディアでも挿入曲として使用されることの多い音楽。このJAZZというものを、一度でいいので、いや何度も生で体感してほしいのです。難しいうんちくなどは、まったく必要ありません。僕もど素人です。それでも僕は分かります。JAZZはいい!!ってことが。
ゆっくりな曲調の物。リズミカルな物、時には激しさも荒々しさも、その全ては人間が奏でるエネルギーとなって、楽器を通して空気を震わせるのです。その振動は、聴く人々の体にぶつかり、その刹那、周囲の空間へと霧散していく。
プレイヤーの息遣い。指使い。テクニック。会場の一体感。生で体感するからこそ分かる、感じるものがあるのです。インスト(歌無し)最大の魅力。曲がそのまま心に入ってきます。JAZZの心に響くリズムとメロディーは、何故だか聴くものの記憶の引き出しを開け、感情の扉を叩き、普段は眠っている様々な想いを浮かび上がらせてくれるのです。
いやぁ~JAZZっていいわぁ~~
僕はJAZZの素人です。有名な人などもほとんど知りません。それでメディアから流れてくるJAZZは、とにかく『いい』のです。だからネットで調べて聞いたりして、好きな曲やアーティストを探しています。僕はボーカルのいない曲が好きです。楽器はリズムとメロディーを奏でます。肉声が無い分「無機質」に感じられ、だからこそ「有機的」部分を自分の感覚で補えて、自分の感覚で解釈して聴けるから。その解釈は人それぞれ。知識などは必要ありません。自分が『好き』ならそれでいいのです。本来音楽とはそういう物なのですから。
最近は、「人生が変わる55のジャズ名盤入門」という本を参考にCDを買っています。いろいろ聞くからこそ、自分の好き嫌いが理解できて、ますます好きなJAZZにはまっていけるのです。
なんだか疲れた時。一人の時間に行き詰った時。純粋に季節や時間を味わいたい時。
JAZZを聴いてみませんか?
少しでも誰かの心に響けたら!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。